3人の子どもたちが生まれた日のこと。あの時の気持ちを思い出して

家族紹介

3人の子どもたちが生まれた日のこと。あの時の気持ちを思い出して

家族5人で過ごす毎日の中で、ふとした瞬間に 「この子たちが生まれた日のこと」を思い出すことがあります。

今日は、長男・長女・次女が生まれた日の気持ちを、 少しだけ書いてみようと思います。

長男が生まれた日のこと

初めての父になる実感

長男が生まれた日は、天気のいい日でした。 私は秋葉原で仕事をしていて、妻は実家にいたので、 その時点では大きな不安はありませんでした。

仕事中に「産まれるかも」と連絡が入り、 急いで病院へ向かったのですが、 どんな気持ちで電車に乗ったのか、 どんな道を歩いたのか、実はあまり覚えていません。 胸の奥がそわそわしていて、 「父親になる」という実感はまだ遠くにあった気がします。

不安よりも“守りたい”が大きかった

出産は20時間ほどかかりました。 初めて産声を聞いた瞬間、 ただただ「無事に生まれてきてくれてよかった」という思いでいっぱいになりました。

軽くて小さな体を、ぎこちない手つきで抱っこしたとき、 その小ささとは裏腹に、ずっしりとした“命”の重さを感じました。 不安もあったけれど、それ以上に 「この子を守らなくては」という気持ちが自然と湧いてきました。

ママの目に似てる

おっぱいを飲むときに目を開けることが多く、
そのときに見えた長男の目は、ママの目にそっくりでした。
大切な人と同じ目をした長男。
あの日から、ぼくの世界は少しずつ変わり始めました。

長女が生まれた日のこと

2人目を迎えるときの気持ち

最初が男の子だったので、次は女の子がいいなと思っていました。 だから、長女がお腹にいるとわかったときは、 その瞬間から嬉しい気持ちでいっぱいでした。

長女が生まれた年はコロナ禍で、私は立ち会うことができませんでした。 「生まれるかも」となった日、当時3歳半だった長男と 妻を車に乗せて病院へ向かいました。 朝の7時頃、夏の強い日差しの中で、長男のときと同じように晴天でした。妻と病院で別れる際、長男は涙を我慢している様子が印象的でした。

長男の出産は初産ということもあり20時間ほどかかりましたが、 長女は驚くほど早く生まれてきました。 病院からの帰り道、少し寄り道をして家に向かっている途中で 「生まれました」と電話があり、 第一声が「はやっ」だったことは今でも覚えています。

面会できなかった日々と、家での時間

長女が生まれた病院は、3人の中で一番きれいで豪華でした。 コロナ禍で面会ができない状況だったので、 施設が整っていて、ご飯も美味しいと聞いて、 「ここでよかった」と心から思いました。

生まれたての長女の写真は、髪の毛が多くて、 どこか長男に似ている顔でした。 面会に行けない私は、家で長男と新聞紙でバットとボールを作り野球をしたり、 プラレールを作ったり、 ママがいなくて寂しくならないように抱っこしたりして過ごしました。 その日々は慌ただしく、 長女が生まれたことにゆっくり浸る余裕はあまりありませんでした。

男の子との違い

女の子が生まれて、男の子とはまた違う可愛さがあることを実感しました。 うまく言葉にはできないのですが、 長男の可愛さは「みんなに見てほしい」という気持ちが自然と湧くような可愛さ。 一方で長女には、 「私がずっと見ていたい」「ずっとぎゅっとしていたい」 そんな気持ちが強くなります。

会社の人に「男の子と女の子は全然違うよ」と言われていた意味が、 長女が生まれて初めて、はっきりとわかった気がしました。

次女が生まれた日のこと

3人目を迎える不安とワクワク

次女は計画分娩で生まれました。 妻は前日から入院していて、当日、私は家から電車で1時間ほどかけて病院へ向かいました。

家族がさらににぎやかになる未来を想像すると、 なんだか楽しくて仕方がありませんでした。 とはいえ、妻もきっと不安だったはずです。 私も同じくらい不安でした。

妻が分娩室へ向かい、 私は「呼ばれるまで待っていてくださいね」と言われて病室で待機。 そこで何をしていたのか——実はまったく記憶がありません。 気づいたら寝ていました。 3人目の余裕なのか、ただの疲れなのか…今でも謎です。

兄姉との関わりを想像したときの気持ち

長男と長女がどんなふうに次女と接してくれるのか、
3人で遊ぶ姿を思い浮かべるだけで胸が温かくなりました。
きっとにぎやかで、笑い声の絶えない毎日になるだろうなと感じていました。

顔を見た瞬間の気持ち

生まれたばかりの次女の顔は、長男や長女と同じように、 「やっぱり兄妹だな」と思うほどよく似ていました。 次女が病気を持って生まれてくることは事前にわかっていたので、 その顔を見た瞬間、 嬉しさや安心が一気にこみ上げてきて、涙が出そうになったのを覚えています。

家族が5人になった瞬間の空気

次女を抱っこしたとき、
「これで本当に5人家族になったんだ」と実感しました。
家族の形がまたひとつ完成したような、
そんな静かで温かい空気に包まれました。

3人の子どもたちへ、いま思うこと

3人とも、得意なこと好きなことも違いそれぞれ違う個性を持っていて、 それぞれのペースで成長しています。

生まれた日の気持ちは違っても、 どの子にも共通しているのは 「生まれてきてくれてありがとう」という思い。

これからも、家族5人で ゆっくり、ちいさく、歩いていけたらと思っています。

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